こんにちは、大手前通信大学生の海外双子ママ マギーです。
今回は、第2クールで受講した「日本語教育聴解」と「日本語教育会話」のライブ授業の感想を残します。
アメリカ現地時間の夕方〜夜中に受講だったので、授業が始まる前に双子の夕食を準備してパジャマに着替えさせてスタンバイしました。
授業の合間に、双子の食事、歯磨き、寝る部屋に移動、自分の夕飯を済ませたので2日間ともバタバタでした。
この聴解と会話のライブ授業の先生は同じ方ですが、授業を終えた個人的な感想は「怖いし2日間の授業は精神的にも疲労困憊。。。」
先生が授業序盤から、捲し立てるように喋り倒すスタイルで時間を気にするせいで少しピリピリした雰囲気で始まりました。授業は参加型ではなく、聞くのがメインな「パッシブラーニング」でした。
第1回目の授業で1人の生徒が「察する」事が大事と回答した時も、回答が気に食わなかったようで「察する事が大事なんて授業で一言も言ってないですよね?」、「私察する事が大事なんて言いましたか?」、「言ってないですよね!」と怒りスイッチが入り何度もその方の回答を全否定していました。勇気を持って回答されたのに100人以上の前で全否定されて可哀想でした。ビデオも途中でオフにされていて辛かっただろうな。。。
口癖は、「今回の授業で全部理解できていなくても全く問題ないです、少しでも理解できたな〜♪という方は挙手をお願いします」なんですが、手を挙げないと授業に参加してないと見做されるのではと思い、ちゃんと挙げていました。
2日間の授業中は、基本的に先生の思った回答と異なる場合は、強い口調で公開処刑をされている感じで、私自身は、ビビってしまい一度も手を挙げることはありませんでした。特に、回答される時にビデオをオンにして自信がある雰囲気で発言されている方に対してバッサリと切っているイメージが強かったです。反対に自信なさそうに、一言よろしくお願いしますと言っている方に対しては応援モードで少し柔らかい対応をされていました。
※あくまでも、私が感じた印象です。
また、授業中に電波が悪く途切れ始めると、「授業中は指示が出るまでコメントしないで下さい」と生徒に厳しく叱ったり、助手の先生にもきつい口調で「聞こえてますか!?」と話される場面が多く始終ピリピリとした雰囲気で2日間続きました。
授業の評価基準では、「否定せずに聞けているか」ということを先生自身が力説されていたが、本人は気づかれていないんだろうな。。。。とモヤモヤしながら聞いていました。
単位習得試験のレポート内容は、授業で取り扱っていたスクリプト作成などを書く感じで、他のライブ授業の試験に比べてレポートの量は少ない印象でした。また、レポートを書く際は、先生が頻繁に使っていた言葉を用いて書いてみました。例えば「知的好奇心」「動機づけ」「さまざまな角度」など、授業中よく連呼されていました。
2日間の「日本語教育聴解演習」と「日本語教育会話演習」のライブ授業を受講して感じたことは、自分が将来教える立場になる際は「反面教師」として生徒の意見を全否定せずに、もし回答が異なる場合はなぜそう思ったのかを丁寧に聞き取り理解を示した上で自分の意見を伝える事が大事であるという事です。
「萎縮・緊張・否定」の3拍子が揃った授業だったので、中には声が震えていた方もいました。
これから、授業を受講予定の方!皆さん、通る道なので卒業を目指して頑張りましょう!
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