【国際結婚】弁護士なし!グリーンカード申請時に必要な書類や流れ

こんにちは、マギーです。

私は2020年7月にハワイ留学後、2021年6月にアメリカ人のパートナーと結婚しました。

今回は、アメリカの永住権(通称:グリーンカードを「弁護士を雇わず」に、自分たちで準備した書類や流れについて体験談をご紹介します。

この記事では、F-1 学生ビザから永住権に切り替えた際の必要書類や体験談について紹介します。

関連記事では、「グリーンカード申請用の証明写真を無料で用意する方法」や「I-693 健康診断の費用」についても紹介しているので合わせて読んでみてください。

この情報は2021年7月時点での申請状況です。あくまで!私の経験談であり、カップルにより必要書類や対応が異なります。必ずご自身で情報を確認するよう願います。 

目次

グリーンカード・AOS(Adjustment of Status)とは?

アメリカで国際結婚をして、最初に聞く言葉「グリーンカード・永住権」、色々と調べている中で「AOS申請中」なんて言葉をよく耳にする方も多いのではないでしょうか。

グリーンカードとは?

グリーンカード(永住権)は、アメリカへの出入国が自由になり、滞在にも期限がなく、職業も自由に選択できるビザです。アメリカの合法的永住資格の証明として与えられる「永住者カード」が「通称:グリーンカード」と呼ばれるものです。

永住権(グリーンカード)を取得すると?
・出入国や滞在期間がなくアメリカに住める
・アメリカで仕事ができる
・アメリカの法律や州の法律のもと保護される

AOS(Adjustment of Status)?

アメリカに滞在する日本人が、アメリカ国民や永住権保持者と結婚してアメリカ国内で永住権を取得するには、「Adjustment of Status」という手続きが必要です。

私の場合は、F-1 学生ビザから永住権にステイタスを変更しました。

必要書類(F-1 学生ビザ編)について

グリーンカードの申請を始める前にまず最初に考えるのが、弁護士を雇うかどうか。私の場合は、「弁護士を雇わず」に自分たちで全ての書類を準備しました。

必要書類一覧
  • 戸籍謄本と翻訳
  • パスポート:証明写真、F-1学生ビザ、入国スタンプ、結婚相手のパスポート
  • I-94:出入国記録
  • I-20:入学許可証
  • マリッジサティフィケート(結婚証明証)
  • I-693:健康診断
  • パスポートサイズの証明写真
  • Federal Income Tax Return Form 1040(結婚相手の納税証明)
  • W2s and 1099s for 2020(給与明細)
  • G-1145(ステイタス通知申請)
  • I-485:Application to Register Permeant Residence of Adjust Status
  • I-864(扶養宣誓供述書フォーム)
  • I-765(就労許可証)
  • I-131(渡航許可証)

戸籍謄本と英文翻訳

戸籍謄本は海外から取寄せるのが面倒なので、事前に何通か日本から用意して持ってくることをおすすめめします。

私の場合は、米軍内の部門に無料で翻訳してくれるサービスがあり利用させていただきました。

私が申請した当初は、自分で英文翻訳をされていた方が再提出を求められたという事例が多発していました。タイ人の友人も再提出を求められ、再度自身で翻訳した書類を提出していました。

パスポートのコピー

A4サイズのページに「証明写真、F-1学生ビザ、入国スタンプのページ」を全て貼付けし印刷 計3枚

結婚相手のパスポート 計1枚

I-94:出入国記録

米国への入国が許可された渡航者に対して米国税関国境取締局(U.S. Customs and Border Protection (CBP))が発行する電子書類です。

Already Visiting & Need Proof of Visitor Status? → 「GET MOST RECENT I-94」選択 

名前や生年月日を入力すると、最新の出入国記録が表示されるので印刷

I-20:入学許可証

アメリカで留学生を受け入れる大学や語学学校が発行する入学許可証の書類コピー

マリッジサーティフィケート(結婚証明書)

マリッジサーティフィケートのコピー 計3枚

Form I-693:健康診断

ハワイ在住時に、ホノルルのクリニックで受診し用意しました。

関連記事で「I-693 健康診断の費用と流れ」、「必要なワクチン接種」についても紹介しているので合わせて読んでみてください。

パスポートサイズの証明写真

アメリカのパスポートサイズの証明写真サイズ:幅:2 インチ、高さ:2 インチ 計6枚

写真の紛失を防ぐために、全ての写真の裏に名前や番号を記入しました。

USCISの書類一覧

G-1450(申請費用:クレジットカード決算)

グリーンカードの申請費用は、この用紙にクレジットカードの詳細を記入し提出しました。

G-1145(お知らせ通知申請)

申請書類が、受理されたというリアルな時点から郵送で届くまで時間がかかるので郵送に加えて、メールでも知らせてほしいというのを申請するもの

I-485(登録永住者または地位変更のための申請書

登録永住者または地位変更のための申請書

I-864(扶養宣誓供述書フォーム)

I-765(労働許可申請書)

労働ビザを所持していない方が、アメリカ国内で合法就労をするための申請書類

I-131(再入国許可証)

グリーンカード申請中に海外渡航し、アメリカに再入国する際に必要な書類

書類送付の際に用意したカバーレター

カバーレターをトップに、各書類をカテゴリー毎に透明のクリアファイルに入れ、ポストイットにタイトルを書き内側から貼付け見やすくしました。

Contents Included
  • G-1450, Authorization for Credit Card Transaction
  • G-1145, e-Notification of Application/petition Acceptance
  • I-485, Application to Register Permeant Residence of Adjust Status:
    • Completed Form I-485
    • Copy of Applicant’s Passport Page with F-1 Visa and Entry Stamps 
    • Copy of Applicant’s I-94: Arrival record
    • Copies of Applicant’s I-20 
    • Copies of Applicant’s Birth Certificate and English Translation
    • Copy of Marriage Certificate 
    • Form I-693 (sealed medical evaluation)
    • Two Color Passport Photos of the Applicant 
  • I-864, Affidavit of Support Under Section 213A of the INA:
    • Completed Form I-864
    • Copy of US Citizen Spouse’s Passport Biographic Page
    • Copy of US Citizen Spouse’s 2020 Federal Income Tax Return Form 1040
    • Copies of W2s and 1099s for 2020
  • I-765, Application for Employment Authorization:
    • Completed Form I-765
    • Copy of Applicant’s Passport Page with F-1 Visa and Entry Stamps
    • Copy of Marriage Certificate 
    • Two Color Passport Photos of the Applicant 
  • I-131, Application for Travel Document:
    • Completed Form I-131
    • Copy of Applicant’s Passport Page with F-1 Visa Entry Stamps 
    • Copy of Marriage Certificate 
    • Two Color Passport Photos of the Applicant 

書類の送付先(ハワイ編)

U.S. Postal Service (USPS):お住まいの管轄「ここからチェック」を検索してください。

※私の場合は、ハワイから送ったので、シカゴオフィスへ送りました。

USCIS
Attn: AOS
P.O. Box 805887
Chicago, IL 60680

書類郵送後の流れ(2週間後に受領書が到着)

書類発送から2週間後にクレジットカードから申請費用が引き落とされました。約1ヶ月後に携帯のSMS(テキストメッセージ)からReceipt Notices通知があり、USCISから自分のステイタスを確認することができました。

タイムライン
  • 10月14日:ハワイの郵便局から書類発送
  • 10月19日:USCISに届いた事を追跡番号で確認
  • 11月9日:クレジットカードから申請費用の引落とし
  • 11月11日:SMSでReceipt Notices通知
  • 11月12日:指紋認証のスケジュール確定
  • 12月7日:バイオメトリクス指紋採取

まとめ

グリーンカード(AOS)を申請した当時は、コロナの影響で変更があったり通常より時間を要しました。

私たちは、弁護士を雇わずに書類を準備し申請を行いました。

これから、グリーンカードを申請予定の方や結婚を視野に考えている方などの参考になれたら嬉しいです。

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