この記事では、アメリカで双子育児中のママが「布おむつ」英語名「Cloth Diapers」を使った感想や使い方について紹介します
新生児の双子は、1日 12〜15回、双子なので2倍の約25回以上
アメリカは日本に比べ、紙類がとにかく高い!
新生児期に使っていた未熟児用のオムツは、1日で1袋30枚入 10ドル(約1400円)を消費
日本のオムツ代は、月平均 約2000〜3000円(参考:ベネッセ教育情報)
我が家では、生後2ヶ月半から布おむつを使い始めました
布おむつを始めるかどうか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください
布おむつの種類
一体型おむつ(All in One)
おむつとカバーが一体化した All in One (略:AIO) は、紙おむつの様に装着できるので便利
デメリットは、値段が高く、かなりの枚数が必要で、洗濯後の乾燥に時間がかかる
\一体型おむつ(All in One) /
オムツカバー(Cloth Diaper Cover)
布オムツのカバーは、最も主流で販売数も多く、AIOに比べとても価格が低い
スナップが沢山あり、サイズ調整が可能で生後3カ月〜3歳頃まで使用可能
デザインもカラフルでとても可愛く、竹布のインサートもフィットし、うんちが漏れない万能アイテム
おしっこの場合は、インサート部分だけ交換可能なので枚数も少なめでOK!
\ 我が家で使用しているオムツカバー/
成形おむつ(Insert)
生理ナプキンの様な形で、オムツカバーの中にインサートをのせて使う
洗濯機を回して、乾燥機で乾かせるので、とても簡単!
初めて布おむつを始める方にオススメ、持ち運びも便利で装着もしやすいです
※おすすめは竹布のインサート、吸収力抜群で、洗濯して乾燥機にかけるだけなので大活躍中
\ 成形おむつ(Insert)/
輪おむつ(Prefold)
フェイスタオル程度の大きさで、成長に合わせていろいろな形に折ったり、二重にしたりと使い方のバリエーションが多い。また、吸収性も強く大量におしっこをしてもカバーしてくれる
Snappi(スナッピー):3点のくし型フックで、Prefoldのおむつをしっかり留められる
\ 輪おむつ(Prefold)/
初期費用について
我が家は、双子使用なので、通常より多めに布おむつを用意しました
基本的には、毎日洗濯をしますが、外出時は紙おむつを使用するので、2日に1回洗濯の日もあります。
初期費用は、約1万〜3万円程かかります。
これから布おむつを始めるという方は、最初は少しづつ様子を見ながら、枚数を増やしてみても良いと思います。
アイテム名 | 価格 | 個数 | |
---|---|---|---|
成形おむつ(Insert) | $30(12枚入) | 2セット | $60 |
オムツカバー(Cloth Diaper Cover) | $12 | 10枚 | $120 |
布おむつ用の洗剤 | $20 | 1つ | $20 |
布おむつ用の洗濯袋(匂い漏れ防止) | $22 | 1セット | $22 |
トイレシャワーヘッド(うんち流す用) | $30 | 1つ | $30 |
合計 | $252 (税抜) |
使い方
オムツカバーを広げて、成形おむつ(Insert)を上にのせる(写真参考)
スナップボタンで、ウエストや足回りを調整し、紙おむつのように履かせます。
洗い方
使用済みの布おむつは、全て布おむつ専用の洗濯袋(1日溜めても匂いは気になりません)に入れて保管
洗濯機に使用済の布おむつと洗濯袋を丸々放り込み、1回目は水洗い(リンス)、2回目は温水で洗剤を入れて洗濯
その後、乾燥機にかけて終了!本当に楽です!(我が家は寝る前に洗濯と乾燥機にかけます)
布おむつ専用の洗剤
\布おむつ用の洗剤 /
メリットとデメリット
メリット
経済的
布おむつは繰り返し使うので洗濯代がかかるとはいえ、紙おむつよりもかなり経済的
紙おむつだけの場合、1日に最低10枚必要なので、月2万円程の出費(※現在、双子はサイズ3を使用中)
因みに、日本のオムツ代は、年間平均 約24000円(参考:ベネッセ教育情報)
アメリカのオムツは日本より高いので、双子育児中の我が家では、かなりお金を節約できます。
パンパース(Pampers) | 1箱の値段 | 枚数 | 1枚の単価 |
---|---|---|---|
サイズ1(6kgまで) | $30 約4200円 | 128枚入 | 約33円 |
サイズ2(8kgまで) | $57 約7420円 | 186枚入 | 約39円 |
サイズ3(13kgまで) | $57 約7420円 | 168枚入 | 約47円 |
肌に優しい
紙おむつに比べ、コットンや竹布で出来ているので、赤ちゃんの肌に優しく、敏感肌でもかぶれにくい
環境に優しい
何度も洗って繰り返し使える布おむつは、ゴミが出ないので、とても環境に優しい
トイレトレーニングに進みやすい
紙おむつと違い、おしっこやうんちをしておむつが濡れると、赤ちゃんは不快に感じます。
結果、トイレトレーニングがスムーズに進み、おむつ外れも早くなります。
デメリット
初期投資が必要
我が家の場合は、双子なので通常の家庭より多めに布おむつを用意しました。
費用は$252(約35000)
紙おむつ代は月2万円なので、2ヶ月ほどで元が取れます
洗濯が面倒くさい
洗濯の回数が多くなる事
また、うんちの場合はトイレのヘッドシャワーで処理と染みが残らない様にお湯で洗浄する手間がかかります。
頻繁に交換が必要
こまめに交換が必要(2〜3時間おきにおむつ交換)
紙おむつに比べ、吸水性が劣るため、おしっこやうんちを濡れたまま放置するとかぶれやすいのが難点
外出時の荷物が増える
紙おむつよりかさばり、ゴミとして捨てれずに必ず持ち帰らないといけないので、外出時に荷物が増えます
夜のおもつ交換が大変
夜寝る時や長時間の外出時には、布おむつは漏れてしまう事がよくあります。
また、濡れると不快なので、夜間ぐっすり眠っていたとしても、おしっこをするたびに起きてしまいます。
まとめ
- 生後2ヶ月半から布おむつを開始
- おむつ交換は2時間おき
- 夜間と2時間以上のお出かけは紙おむつ使用
- おむつ洗いは、毎晩寝る前に洗濯機を回す
- あまり神経質にならない
私の様な双子育児中の家庭には、「布おむつ」は非常に経済的で、おむつ代をかなり節約できました。
紙おむつは絶対にNGではなく、紙おむつと布おむつを併用して使うのもおすすめです。
皆さんが思っているよりハードルは意外に低いと思います。
これから、布おむつに挑戦したいと考えている方は、紙おむつと併用して、布おむつを取り入れてみてはいかがでしょうか?
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